◆合格者情報
お名前orニックネーム: あきんす
合格された試験: Python 3 エンジニア認定実践試験(Python Super Engineer)
Q1:Python経歴年数とPythonに出会った際の第一印象についてお教えください。
経歴年数は断続的ですがおおよそ5年程度です。
最初にPythonに出会ったのは、たぶん15年以上前のことだと思います。まだPython2系が主流だった時代でしたが、文法の美しさに非常に感動しました。記法をあえて限定することで無駄を省く設計思想に共感しました。以降、自分のプログラムを書くときもシンプルさと美しさを意識するようになりました。
Q2:Pythonエンジニア認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
友人から聞いた勉強法を、自分が実務で触ることのあるPythonで試してみようと思ったのがきっかけです。
教材として「Python実践レシピ」を用い、不明箇所を洗い出して繰り返し復習しました。教材だけでは理解しきれない箇所については、実際にコードを書いて動作を確認しました。試験の1か月前からWeb上の模擬試験を解き始めましたが、模擬試験にはもっと早期から取り組むべきだったと感じています。
Q3:Pythonエンジニア認定試験を受けて満足していますでしょうか?
満足しています。これまでライブラリの使い方を体系的に学ぶ機会がほとんどなかったところ、認定勉強を通じて体系的に学習できたことが大きな収穫でした。これまでは必要になった時に都度調べて実装する繰り返しでしたが、全体像を把握することでライブラリの選択・活用の判断に自信が持てるようになりました。自分がコードレビューを行う際のレビュー品質も向上しそうです。
Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
合格時に受験料手当あり。
Q5:Pythonエンジニアとして大事にしていることはなんですか?
中身のあるテストを、適切な粒度で記載することを大切にしています。
カバレッジ率を上げるためにテストの数をむやみに増やすのではなく、各テストが「何にどう効いているか」見極めながら書くよう心掛けています。今はAIがテストも短時間で生成してくれますが、だからこそテスト設計の意図を明確にし、意味の薄いテストコードを増やさないように気を付けています。
Q6:「Pythonic」について、一言お願いします。
「Pythonic」という言葉を聞くと、初めて Python に触れたときの驚きを思い出します。シンプルで美しく、言語の機能がリッチになる当時の流れにあえて逆らうような、むしろ削ぎ落とす言語思想に感動しました。
現在のPythonは機能も増え、変化もありますが、根底にある「読みやすさ」「明快さ」「無駄をしない美意識」は私自身これからも大事にしていきたいと思っています。
Q7:Pythonエンジニアとしての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
今後は、デスクトップアプリケーションなど、Pythonでは必ずしも主流ではないジャンルにも挑戦していきたいと考えています。
また、品質管理の観点から、テスト設計・コードレビュー・ライブラリ選定のスキルを向上させていきたいです。

