「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を2026年1月5日より改定

「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を2026年1月5日より改定
~開始より3年が経過し主教材と対応ライブラリ等のバージョンアップ~

  一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会(代表理事:吉政忠志、本社所在:東京都世田谷区、以下「Pythonエンジニア育成推進協会」)は「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を2026年1月5日より改定することを発表いたしました。

◆Python 3 エンジニア認定データ分析試験が重要視される背景

近年、企業におけるデータは貴重な資産として考えられており、データの活用ができるかどうかで、その企業の成長性、生産性、判断の正確性にも影響があるといわれています。データ活用の第一歩はデータ分析であり、経営状況の分析や部門のデータ分析など、分析を必要とする業務は全社的に多岐にわたっています。

そして、Python 3 エンジニア認定データ分析試験は開始より2年9か月で1万人の受験を達成しており、これは他のメジャーな認定試験と比べてもかなりのハイペースになります。その背景にあるのはデータ分析学習のニーズの高さがあります。データ分析をマスターすると、戦略や計画の数値による見えるかを実現しやすくなり、予算策定とその結果の精度を向上させやすくなります。それ故に、企業においては現場や管理職、役員まで、全ての仕事において見える化や予実の精度向上が求められるため、社内のデータ分析力を高めたい企業が急増しています。

そして、データ分析においてPythonはかなり利用されています。その理由は以下であると考えています。

  1. NumPyやpandasなどのデータ分析に適したライブラリが豊富で、評価も高いため。
  2. 非エンジニアでも学習しやすいため。(データ分析試験の受験者の4割が非エンジニアの方です)
  3. データ分析業務を自動化したいニーズがあるため。(Pythonは自動化でよく活用されている言語です)
  4. ベンダーロックインされずに自社でデータ分析のシステムを構築したいニーズがあるため。

上記の理由と背景により、Python 3 エンジニア認定データ分析試験が重視され、学習の習得度のチェックに活用されていると考えています。

◆「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」の改定について

2026年1月5日より以下の改定を行います。

・主教材を「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書第3版」に変更します。

上記に合わせて、出題内容における、Python及びライブラリバージョンの変更 (新しい主教材に合わせてバージョンが変更になります)

  • Python 3.13
  • JupyterLab 4.3
  • NumPy 2.2
  • pandas 2.2
  • Matplotlib 3.10
  • scikit-learn 1.6

出題範囲、レベル感は変更なしとします。

◆「Python 3 エンジニア認定データ分析ベータ試験」概要(2026年1月5日以降適用)

試験名称:Python 3 エンジニア認定データ分析試験
概要:Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験
受験料金:1万円(外税)
問題数:40問(すべて選択問題)
合格ライン:正答率70%
試験センター:全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
主教材:「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書第3版」(翔泳社) ※2026年1月5日からの改定箇所
著者:寺田 学、辻 真吾、鈴木 たかのり、福島 真太朗(敬称略)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798191027/

出題範囲:

 問題数問題割合
1 データ分析エンジニアの役割25.00%
2 Pythonと環境  
 1実行環境構築12.50%
 2Pythonの基礎37.50%
 3Jupyter Lab12.50%
3 数学の基礎  
 1数式を読むための基礎知識12.50%
 2線形代数25.00%
 3基礎解析12.50%
 4確率と統計25.00%
4 ライブラリによる分析実践  
 1NumPy615.00%
 2pandas717.50%
 3Matplotlib615.00%
 4scikit-learn820.00%
5 応用: データ収集と加工00.00%

お申し込み方法

2026年1月5日以降の日程で「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」をお申し込みください。http://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam.html

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