◆合格者情報
お名前orニックネーム: にっしー
合格された試験: Python 3 エンジニア認定実践試験(Python Super Engineer)
Q1:Python経歴年数とPythonに出会った際の第一印象についてお教えください。
初めてPythonに触れたのはまだLLMなんて流行っていない、AIが一般に普及するほど賢くない今から7年前の2018年。
機械学習・深層学習周りにPythonがよく使われていると聞き、書籍を片手に簡単なサンプルを作った程度でした。言語仕様そのものは他言語に比べシンプルな印象を受けましたが、それほど違和感はありませんでした。インタプリタであることも簡易言語としても使いやすいと思いました。
言語仕様そのものより充実したライブラリが普及の大きな要因だと思いましたが、残念ながらそれを使いこなすような業務に携わることがないまま今に至りました。ですので経歴年数は趣味で1年程度です。
Q2:Pythonエンジニア認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
長年業務アプリ開発の中で基盤技術寄りのSEをしてきましたが、直近12年ほどPMばかりで内製も無く、生涯エンジニアを目指して転職したのを機に、今後長く使える開発言語としてPythonを身に付けることにしました。認定試験はその力試しです。
勉強方法は書籍を読みながら実際にコードを書いて試しました。基礎試験は試しに動画教材も視聴しながら進めましたが、一通り学習する時は良いですが、後から見返して復習したり、知りたい箇所を探すのに苦労したので今回は書籍のみです。
あとは公開されている模試を3回やって90%クリアしました。最初に学習計画を作り、進捗遅れでイナズマ線が大きくへこまないように、日々消し込みを楽しんで進めました。
Q3:Pythonエンジニア認定試験を受けて満足していますでしょうか?
実践試験はライブラリの実例が多く出題され難易度が上がった印象ですが、無事合格するとともにギリギリ900点でSuper Engineerの称号も得られてとても自信になり、大変満足してます。さらに実務レベルの知識を付けて業務で活かしたいと考えています。
またデータ分析にも興味が出てきましたので、書籍を読んで引き続きデータ分析基礎試験も受験する予定です。
Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
今回は個人受験のため全額自己負担です。
前職ではベンダ試験については受験費用の実費負担のみかつ回数制限有りでした。ちなみに高度情報処理試験なら一時金が20万程出ました。
Q5:Pythonエンジニアとして大事にしていることはなんですか?
まだ実務経験が無いのでPythonエンジニアとしては特にありませんが、Pythonic、Zen of Pythonの精神にもあるシンプルかつ誰にもわかりやすくは、属人化しないために言語問わず大事にしてきたことですし、今後も大事にします。
またPythonエンジニアとしては常に最新の動向をウォッチし、ライブラリを使用した際の評価のフィードバック等を通じて、コミュニティ活動にも参加して行きたいと思います。
Q6:「Pythonic」について、一言お願いします。
Pythonicとは、Pythonらしくシンプルで無駄が無く、きれいで読みやすく、誰にでもわかりやすいコードといった感じでしょうか。
Zen of Pythonもですが、決してPython特有の考え方ではなく、プログラミング言語全般に共通する至極当たり前のことだと思っています。ただ、Pythonがまだまだこれからコミュニティで育てる比較的新しい言語だからこそ、その精神が開発者全員に意思統一されていることは重要だと思います。なのでPython Zen & PEP 8 検定も受験し合格済です。今後はいろんな識者のPythonコードを見倣いたいと思います。
Q7:Pythonエンジニアとしての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
AIの進歩は目覚ましく、Pythonの使い処は機械学習・深層学習から、提供されたLLMと組み合わせるAIエージェントや、そこから呼び出されるMCPサーバ上の外部レガシーAPIへと、拡がりを見せていると思います(ノーコードも多いですが)。ぜひその構築に携わり、いずれは第一人者の一人になるのが夢です。そしてコミュニティ活動でも貢献してみたいと思います。
またデータ分析にも興味が出てきましたので、まずは書籍で勉強したいと思います。

