Python試験、データ分析試験、開始6年8か月で5万人突破 ~AI、DX、リスキリング、学校教育で採用され受験者増へ~

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会(代表理事:吉政忠志、本社所在:東京都世田谷区、以下「Pythonエンジニア育成推進協会」)は2017年6月に試験を開始して以来、6年8か月で累計受験者数が2024年2月末日時点で累計受験者数が50,990名に達したことを発表しました。

◆累計受験者数5万人達成の背景

Pythonは現在、AIや機械学習、ビッグデータやデータ分析、各種自動化、Webにおいて中心的に使用されている技術として普及しています。日経クロステックの2023年12月掲載記事によると普及率と使用率ともに1位になりましたが、Pythonが強い各分野はまさにこれからが本格的に利用が拡大する分野であり、今後ますますニーズが高まると予想されています。そのニーズをとらえた先進的な企業や、学生、リスキリングに興味がある中高年の方々を中心に学習意欲が高まり、学習の習得度のチェックに活用された結果、早期の5万人受験達成を実現したと考えています。

◆各試験のデータ

Python 3 エンジニア認定実践試験(Python実践試験)
・合格率 48.6%
・Python業務未経験率 38.6%
・資格手当有り:45.0%
補足説明:最上位試験にしては高めの合格率になりました。一般的に資格手当の付与率と相関関係があり、企業による資格手当の付与率が増加していることに起因しています。これは、企業がPythonエンジニア育成も強化していることの表れであると考えています。

Python 3 エンジニア認定基礎試験(Python基礎試験)
・合格率76.0%
・Python業務未経験率 36.8%
・資格手当有り:27.6%
補足説明:基礎レベルの試験としては合格率、業務未経験率も妥当な数値になりました。最近では学生によるPython教育や中高年のリスキリング学習の一環での受験傾向が多く、個人での受験が多いことから資格手当の割合が少なくなっています。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験(データ分析試験)
・合格率 81.5%
・Python業務未経験率 62.2%
・資格手当有り:62.2%

補足説明:資格手当有が増えると合格率も高くなる傾向があり、資格手当有りと合格率ともに高い結果となりました。これは企業によるDX推進やデータ活用の増進によりデータ分析の人材育成が増えていることの現れだと考えています。また、データ分析試験は企業や部門一括受験の比率も多く、Python業務未経験率の高さも特徴になっています。

◆関係者のコメント

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事 吉政忠志は「累計受験者数五万人に達したことをうれしく思います。これも受験していただいた皆様、認定スクール・認定インテグレーター、協賛企業を始めとする当協会を支えていただいた皆様のお陰であると深く感謝しております。現在、学生の受験が増えている一方、学生向けの学習環境やガイドラインの策定を急ぎたいと考えています。引き続きご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。」と述べています。

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 顧問理事 寺田学は「Pythonの学習指針となる教材や当協会の認定試験の施策に努めてまいりました。その結果、多くの方々に評価され、累計で5万人受験に達したことを嬉しく思います。また、多くの方々にご支援いただき、深く感謝しております。各対象者に合わせたシラバスや教材の充実に努めていきたいと考えています。最近は学生の方々の受験が増えています。若い頃からプログラミングに触れることは現代を生き抜く一つの力を養うことになると考えています。今まで社会人や大学生向けの教材の強化を行ってきましたが、今後は高校生や中学生の方々が学習しやすい環境も整備した行きたいと考えています。」と述べています。

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