ランドッグ・オーグ平野正喜事務所 平野 正喜様のPython 3 エンジニア認定基礎試験合格体験記を公開しました。

◆合格者情報
・所属会社:ランドッグ・オーグ平野正喜事務所
・所属会社のURL:https://rundog.org/
・名前:平野 正喜
・エリア:関東
・合格された試験:Python 3 エンジニア認定基礎試験

Q1:Python経歴年数とPythonに出会った際の第一印象についてお教えください。
経歴年数は2年です。ただし、講師と言う業務上、他の複数の言語を併用していますので、2年間におけるPythonの利用割合は1割程度です。Pythonの第一印象は「便利そうだが、とっつきづらい」でした。まさに進化の途中のプログラム言語だと感じました。

Q2:Python技術者認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
私は開発現場での18年の経験を経て講師・執筆者となりましたので、実務経験のあるプログラム言語や技術分野は教えやすいのですが、Pythonは新しいこともあって、実務経験がありません。よって、実務経験の無さを補うために、第三者によるチェックを受ける気持ちで受験しました。学習には研究会で旧知のクジラ飛行机さんの著書である「Pythonの教科書」とWeb連載「ゼロからはじめるPython」を拝読し、オライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」で仕上げました。

Q3:Pythonエンジニア認定試験を受けて満足していますでしょうか?
講師という立場上「いまさら基礎試験ですか」という目で見られるのは仕方ありませんが、Pythonの基礎力を第三者に認証されたことには満足しています。

Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
No

Q5:Pythonエンジニアとして大事にしていることはなんですか?
アラカンになりましたが(これを書いている時点でまもなく57歳)、技術者としての腕を落とさないために、真剣勝負として各種の資格試験を年に2度以上受験することです。ネットワーク、データべース、セキュリティ、インフラストラクチャなど、対象はプログラム言語に限りません。Pythonのような汎用言語を活用できる技術者を育成するには周辺技術の知識も欠かせないからです。

Q6:「Pythonic」について、一言お願いします。
プログラミングフィロソフィーとして親しまれていることは画期的だと思いますが、特に新しい概念ではありません。講師として「こういう考え方が当たり前なんだ」ということを受講生の皆さんにお伝えしていきたいと思っています。

Q7:Pythonエンジニアとしての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
Pythonの基本情報技術者試験のプログラミング問題への採用(2020年から)も決まり、日の出の勢いを感じます。また、他のプログラム言語で挫折した受講生さんがPythonを学ぶことでやる気を取り戻される姿を見て、今後の展開が楽しみになっています。動けなくなるまで現役のPython技術者として多くの方に貢献したいですね。

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