Pythonの新規開発案件を獲得する方法

こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。今回は「Pythonの新規開発案件を獲得する方法」というタイトルで私見を述べたいと考えています。

Pythonが強いというブランドを持たれている会社や、しっかりと人材育成ができている会社は、Pythonの開発案件獲得に困ることはあまりないと思いますが、まだ十分に打ち出しができていない会社や人材育成が充実していない会社は、Python案件の獲得に苦労しているようです。そういう意味では、実力がある会社にPython開発案件の委託が集中していてそうでない会社との差がかなりあるような状況になっていると思っています。

そこで今回はPython案件を獲得したい企業向けに私見を述べたいと考えています。

Pythonの新規案件を獲得する経路

まずPythonのみならず、一般的なIT会社の開発案件の獲得経路は以下のようになっています。

・Webからのお問い合わせから案件を獲得する

・セミナーを開催し、参加者のフォローで案件を獲得する

・イベント(PyCon APACなど)に出展し、同業やユーザーとのパスを作る。

・既存のお客様から紹介してもらう

この上記の全てにおいて、効果を上げる方法がありますので、次節でご紹介します。

新規案件のお問い合わせを増やすには

以下をWebにわかりやすく明記することがお問い合わせを獲得しやすくする大前提になります。

・自社WebサイトにPython開発案件に力を入れていることが書かれていること

・Pythonビジネス関連のWeb更新情報が多いこと

・Python開発案件の事例が増えていること

・Pythonエンジニアの体制がしっかりしていること

・セミナーや報道発表、コラムなどの情報発信ができていること

上記をすべて実施するのは大変かもしれませんが、Pythonに強い会社で、案件に困っていない会社はこれらすべてをクリアしているはずです。

何故これが重要かといえば、依頼者は依頼案件を成功させたいため、経験が豊富な会社や人気の会社、儲かっている感じがする会社に依頼したいものです。ランチのお店をどこにするかというときも、同じことが言えますよね。混んでいて人気のお店と、誰もお客様がいないお店があったら、多くの人は人気なお店で食べたいと思うはずです。

皆様のWebサイトはいかがでしょうか?例えばよくある例ですが、以下の様な事は割とあります。

・自社WebサイトにPython開発案件に力を入れていることが書いていない。例えば責任者の方の挨拶文にPythonの開発案件を積極的に受けますとも書いていないようなケース。単純に開発言語にJava、PHP、Pythonみたいに対応言語の一つに書いてあるだけの場合。

・Pythonビジネス関連のWeb更新情報ほとんどされていなく、気が付けば1年以上更新がない場合など。最低でも毎月1件は更新したいです。目安としては月3-4件あると安心です。

・Python開発案件の事例が掲載されていない。お客様から評価されていることの証明である事例がない会社にはあまり依頼したくないですよね。

・Pythonエンジニアの体制が明記されていないこと。例えば、Python基礎試験合格者●●名、Python実践試験合格者●●名のような層が厚いことが書いてあるととても良いです。

・セミナーや報道発表、コラムなどの情報発信がまったくできていないような状態。ビジネスを始めたばかりは体制ができていないので、マーケティング活動に工数を割けないことが多く、マーケティング活動がゼロの会社が多いです。前述しましたが、活気がない会社にはお問い合わせは来ません。

Pythonで新規案件を獲得するためには、マーケティングに関する工数を社内で確保するか外注するしかないと考えています。外注による支援に興味がある方は、当協会の主要メンバーである、私や顧問理事の寺田氏がPythonインテグレーターの支援を別途実施しています。興味がある方は以下よりお問い合わせください。個別に対応したいと考えています。
https://www.pythonic-exam.com/otoiawase

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