kmt+α様のPython 3 エンジニア認定基礎試験合格体験記を公開しました

◆合格者情報
お名前orニックネーム: kmt+α
合格された試験: Python 3 エンジニア認定基礎試験

Q1:Python経歴年数とPythonに出会った際の第一印象についてお教えください。
Python経歴年数は約1年間ぐらいです。
Pythonに出会った際の第一印象は、お作法に慣れるまでちょっと大変ですが、プログラミングを省略できる言語と感じました。インタプリタなのでExcel VBAライクに気軽にプログラミングできる点がよいと感じました。また、Perlの影響や意識して作られた言語なのかと漠然と感じながら学習していました。

Q2:Pythonエンジニア認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
もともとPythonの学習機会は、JDLA E(エンジニア)資格を取得するために写経レベルから開始しました。同資格も2022 #1で取得できて、経済産業省が行っている「マナビDXクエスト(2022年度)」の応募に際して、改めてPythonを勉強しようと思ったのが認定試験を受けたきっかけとなっています。
E資格の時はリバースエンジニアリング的に読み解く感じで学習し、認定試験ではテキストを参考にしつつ模擬問題を中心に学習しましたが、問題のコードをGoogle Colab上へ転記してどのように実行されているかprint文などを間に挿入しながら動きを確認しました。
一見、面倒な作業でしたが、机上だけでわからなかった思わぬ動作していたので理解が深まりました。

Q3:Pythonエンジニア認定試験を受けて満足していますでしょうか?
どの資格試験も同様かと思いますが、シラバスで指定されている範囲を体系的に学習できる点がメリットと感じています。シラバスの範囲は、一種のドメイン知識みたいなことを習得できるので、いろいろと調べたり、他の知識と有機的に繋がる瞬間があったりします。

Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
勤めている会社では、資格手当の支給はありませんが、受験料の負担や少額(テキスト代+α程度)の報奨金の受験補助があります。
ちなみに社会人の子供が務めているIT系会社では、受験料の負担はもちろんのこと、数万円の報奨金を支給しており、昨今のDXに向けて人財育成へ力を入れているなと感じています。

Q5:Pythonエンジニアとして大事にしていることはなんですか?
Pythonエンジニアとしては、まだまだ初心者なので実務レベルの向上に鍛錬していきたいと思っています。
データ分析や機械学習(深層学習)分野で、今後もクラウド上のノンコードやローコードのソフトウェアが普及するかと思いますが、Pythonでの実装するスキルはメタ知識として精度向上などで必須となると捉えています。

Q6:「Pythonic」について、一言お願いします。
システム思考の「ソフトシステムアプローチ」の一つであるSSM(Soft System Methodology)では、生まれ育ちも異なる人同士は個々に世界観(独: Weltanschauung)が異なるため基本的に分かり合えないとされています。逆に個々の人が持つ世界観が異なる前提にして、関係者間で目的を共有するために、認識の違いを明確にし、合意(アコモデーション、折り合いとも呼ばれる)を取るための方法論です。
「Pythonらしい、シンプルで読みやすいコードの書き方」のフィロソフィの形成も類似したコンセプトかと思います。

Q7:Pythonエンジニアとしての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
JDLA E(エンジニア)資格の保有者としては、もっと実務に使えるレベルになりたいと思います。探索データ分析(前処理を含む)、機械学習のモデルづくりや精度向上でいろいろなアイデアは思いつくのですが、いざ実装となるとスキルが追いついていません。

PAGE TOP