認定スクールであるCTCテクノロジー株式会社様に取材を行いました。

◆ CTCテクノロジー株式会社について

CTCテクノロジー株式会社は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)の100%子会社として、ITライフサイクルにわたる包括的なサービスを提供しています。当社のサービスには、システムの導入に関わる「システム環境構築サービス」、稼働後の運用保守をサポートする「製品保守サービス」、高品質な「マネージドサービス」、そしてシステム全体の課題を解決できるエンジニアを育成する「教育・研修サービス」が含まれています。特に「教育・研修サービス」は、CTC教育サービスとして提供され、CTCが取り扱うIT製品やソリューション、Pythonなどの研修を提供しています。

◆企業情報
企業名: CTCテクノロジー株式会社
URL: https://www.ctct.co.jp/
住所:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー

◆インタビュー:
インストラクター:藤江 一博 様

貴社のスクールの特徴をお教えください。

(藤江氏)

CTC教育サービスは、CTCで取り扱っている様々なコンピュータ機器について、企業向けに使用方法等の教育を提供する目的で1988年に立ち上がりました。当初は顧客満足度を向上するためのカスタマーサポートとして始まっていて、限られたエンジニアの方々が社内での活用目的で受講していただくものでした。そこから様々なベンダー様の提供するネットワーク機器、クラウド関連、データベース、業務アプリケーションといった機器やサービスに対応していき、今では多様なお客様のニーズに対応した、幅広いラインナップのコースを提供しています。

https://www.school.ctc-g.co.jp/

ただの教育ベンダーではなく、システム構築や運用・保守といった業務を行っている会社のため、

その知見を活かした、現場を強く意識した教育サービスを提供している。

研修を受講される方としては、IT機器を導入した際の技術取得のために利用するケースや新しく入ってきた社員の教育目的、自社でIT機器を導入できるかのPOCとして利用するケース、技術スキルを身に着けたい非エンジニアなど様々です。

特にPythonのコースなどでは、エンジニアとしての「最初の技術」として若いエンジニアが受講することやITリテラシーの向上を目的として受講されることなど、より裾野が広がってきている印象があります。

全体を見るとリピーターの方も多く、受講者の推薦でスクールを受講される方もとても多いです。

Python研修コースを始めたきっかけを教えてください。

(藤江氏)

私は元々Rubyという言語の研修コースなどを担当していましたが、ご縁があり、まだ認知自体も今ほど上がっていなかったPythonの入門コースを立ち上げました。ちょうど日本での認知も進み始めていたタイミングでしたので受講者の方はどんどん増えていきました。

Pythonは、今では単なるプログラム言語という位置づけではなく、機械学習やデータ分析、Web開発、業務効率化など幅広い用途で利用が進んでおり、非エンジニアの方たちも習得を希望するようになっています。また、プログラム言語としては非常に学習に入りやすいという特徴があるため、数年経った今でもPython研修コースを受講いただく方は増えています。

この動きの中で、親交のあった吉政氏(現:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事)ともPython研修の話をしたことがきっかけとなり、Python3 エンジニア認定試験が立ち上がり、CTCテクノロジーが認定スクールとして参加し、さらにPython研修に力を入れていくことにつながりました。

Python研修コースのご紹介をお願いします。

(藤江氏)

Pythonについては、レベルや用途によっていくつものコースを提供しています。入門編として位置づけている、「Python入門 1〜3」や「Pythonによる機械学習 / ディープラーニング入門」から、ネットワーク自動化のコースや実践的なレベルを目指すデータ分析やAI/機械学習のコース、WebフレームワークのDjangoのコースなど多岐にわたります。

Pythonエンジニア育成コースとして何をどのくらいすすめるべきかをフローとして

体系立てて効果的に学習が進むように企業様のPython研修としてコースを受容いただくケースもありますし、オープンコースとしても提供しているため受講したいものを個別に選んで個人の方が利用されることもあります。また、入門向けとしてサブスクリプションサービスのコースも用意しています。

こういったITの学習で難しいのは、受講者の目標設定を明確にすることと、そのために何をしないといけないのかというマイルストーンを明確にすることです。その部分は、例えばPythonエンジニア育成コースとして何をどのくらいすすめるべきかをパッケージ化して提供もしています。

更に、Pythonの研修コースを受講いただく企業様の期待値として、Pythonの習得において何らかの基準を求められます。Pythonの基礎知識については、 Python 3 エンジニア認定基礎試験の合格を1つの成果指標として設定することで研修の成果を把握していただく事ができています。

CTC教育サービスの売りは何でしょうか?

(藤江氏)

当社のスクールは、インストラクターが売りの1つです。学習を進めていく上で、講師・インストラクターの質が受講者様の学習の質に大きく影響してしまうため、必要な認定を保持していることは必須として、数々の賞を受賞するインストラクターをはじめ、様々なインストラクターがそれぞれの個性を活かして教えています。

更に、インストラクター自身がどのようにスキルを習得してきたのかという過程についてもスクールで伝えていくことで、更に理解が深まるように工夫しています。

Python試験を受験される方へのメッセージをお願いします。

(藤江氏)

Python試験は、自分がPythonを習得したという1つの指標として、証として意味のあるものだと考えています。

ITの知識や技術の習得では目標設定や今の自分の理解度、レベル感を把握するのが難しいのですが、それをこのPython試験が担ってくれます。目標達成のマイルストーンとして設定し、そこに向けて必要な技術を習得していく、という流れがとても効率的であると思います。

また、それによって自分の達成感や自信にもなっていきますので、ぜひPythonの学習を進めていく場合は1つの指標として設定するのが良いのではないでしょうか。

(一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事 吉政忠志)

藤江さん、素晴らしいコメントをありがとうございます。当協会が提供している試験は、Pythonのお作法と言われているPythonicやPythonZenに則った設問や学習環境を提供しております。藤江さんが先ほどお話されていた「学習の流れ」の中でも重要なのはPythonのお作法であるPythonicやPythonZenに則したコーディングができるようになることだと思っています。お作法にのっとったコーディングができるようになると、保守性が高く、品質も高いコーディングができるようになります。これは、独学ではなかなか難しく研修を受講することで効率的に学べることだと考えています。

また、Python試験やデータ分析試験で一番合格率が高く、短時間で修了できる学習方法も認定スクールによる研修という調査データも出ています。つまり、効率的に学び、効率的に学習する方法が研修ということになります。

短時間で高品質なPythonのコーディング力を学びたい方は、認定スクールの中でもトップクラスの研修ラインアップと実績を有するCTC教育サービスをご検討いただけると幸いです。

CTC教育サービスのPython研修のページへ

https://www.school.ctc-g.co.jp/python/

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